fc2ブログ

初めて「ライオンのつもり」を訪問して下さった方へ

このブログは、保護犬だったワンコの「第2の犬生」を綴ったものです。

2006年12月、保護団体さんのお陰でジルは殺処分を免れました。

獣医さんの診断によると、保護当時推定2才。

6kg超の巨体でしたが、一応「ポメラニアン」ってことでした。

短く刈られたその姿はまるでポン・デ・ライオン!

売れられたケンカは必ず買う!激しい気性はまさにライオン!!

でも本当は、ビビリンボで寂しがりやなワンコでした。

詳しく知りたいと思って下さった方は "ジルについて" からお入り下さい。

「ライオンのつもり」を駆け足で読むなら "総集編" もオススメです♪

「保護犬って何?」と思われた方は "こちら" も読んで下さると嬉しいです。

愛おしい時間

jil_goodbye119.jpg

「もって あと一週間」
そう宣告されてから

まさに坂道を転げ落ちるように
衰弱していくジル

今日が最後かもしれないと
日々カメラのシャッターを切る

でもジルは生きようと頑張ってました
2週間以上も側にいてくれました

時におどけて見せたり
笑ったり微笑んだり

寝たきりでも
オムツ要らず
トイレタイムは、体を支えてあげれば
自分のトイレで済ませてくれました

そして
もう二度と歩けないと思っていたのに
再び力強く立ち上がり
最後のお散歩の時間も作ってくれました

ありがとう
ジル

今年の夏も暑いよ

jil_goodbye121.jpg
jil_goodbye120.jpg
pagetop

あと いっしゅうかん?!

余命2~3か月と言われた
そのわずか4日後

ジルの容態は急変し
後ろ足に力が入らなくなってしまい
立ち上がることができなくなってしまった

慌てて病院へ

そして
もって あと一週間だと宣告される

たった4日で
ジルのお腹の腫瘍は
もう脾臓も見えなくなるほど肥大化

先生も絶句するほどの
進行の早さ

なぜ?どうして?
いっしゅうかんだなんて

パニックに陥った私に
見送り経験者の友人から

「泣くことは あとからいくらでもできるから
今はジルちゃんのそばにいて、しっかりおくってあげてね」

そう言われてハッとする

そうだ
泣いてる場合ではない

残された時間
少しでもジルが快適に過ごせるように
どんなサインも見逃さないように

ずっとそばにいるから
大丈夫だよって
そしてジルのこと大好きだよって
伝え続けなきゃ

この日から付きっきりの介護&看病がはじまる

ジルのそばで寝起きして
薬、点滴、チックン、床擦れのケア

ジル父が作ってくれた
犬用の経口補水液は 命の水

ジルの時間が駆け足で過ぎて行く

jil_goodbye118.jpg

***
しんどい話を連投してしまってごめんなさい
辛すぎて向き合えなかった最期の時間
ここをきちんと見つめないと
次に進めない気がして…
pagetop

カウントダウンが始まっちゃった日

忘れもしない 1年前の今日

極度の食欲不振と度重なるリバース

何かがおかしいと思い、病院へ

そこで告げられた 信じがたい事実

ジルのお腹の中に
得たいの知れないものができちゃってた

脾臓のすぐ下あたりに
5センチくらいのブロッコリー状のもの
しかも2つも

半年前の健康診断では見つからなかったのに
いつのまに

血管肉腫か リンパ腫か
いずれにしても このままだと
余命2~3か月だと

チックン5本+点滴の処置をしてもらう

これからはお家でも点滴できるよう
やり方を教わる
震える手で動画をとらせてもらう

目の前が真っ暗で
立っているのがやっと
息をするのも苦しい
先生の声が遠くに聞こえる

あと2、3か月の残された短い時間
何ができるだろう
どんなふうに過ごせばいいかな
色んな思いが頭をぐるぐる

でも このときの私はまだ知らないのだ

現実はもっと酷くて
残された時間は
もうわずかだということを
pagetop

11回目の・・

今日はジルの11回目の月命日。

ということは・・
来月は・・
とうとう1周忌です。

jil_goodbye117.jpg

夏はいつも、超早朝さんぽ。
去年の今頃、この写真を撮ったときの記録は5時33分でした。


これまでは、去年の今頃はこんなことをしたよね、
と楽しく振り返ってましたが・・
これからの最後の1ヶ月の記憶を辿るのはとても苦しい。

なかったことにしてしまいたいくらいの衝撃と
辛い記憶の連続だから。






早朝の川原をのんびりポテポテ散歩
愛おしい かけがえのない時間
pagetop

看板犬よ、永遠に!

ご紹介するのが遅くなってしまいましたが・・

シシデザイン12周年のお祝いに、
ポメ友さんからこんな素敵なプレゼントをいただきました!

Chalk-art.jpg

看板犬ジルとシシデザインのシンボルマークがデザインされたチョークアート!

ジルがあまりにも似ていて・・まるで写真みたいで・・
うるうるしてしまいました。

見つめると、ジルが見つめ返してくれるような錯覚を起こします。

またひとつ家宝が増えました。
ありがとうございました♪
pagetop
Profile

JIL.de.lion

Author:JIL.de.lion
基本、グータラ・ダメダメ主婦。
時々、デザイナー
たまに、保護犬の運び屋さん。

Jil【ジル】:Pomeranian ♂
約7kgもあるデカポメくん。
ケンカっぱやいくせにビビリンボ。
殺処分を免れた強運が自慢。
アトリエ・シシの看板犬。
2020年8月19日、新たな冒険の旅へ。

Thanks!
訪問してくださって
ありがとうございます!

Search
Categories
Recent Articles
Comments
Archives