悲しい春景色。
すっかりいつもの、やんちゃジルでございます☆

ジル地方でも、桜の開花が進んでいるらしいと聞いて、
今日のお散歩は、いつもの川原の中でも"とびきり桜がきれいゾーン"に
やってきました。

全体的には6~7分咲きという感じでしょうか。
でも樹によってはほぼ満開♪

こんなに穏やかで美しい川原ですが・・
先週この川原で、とても悲しく痛ましい事故が起きてしまいました。
このショッキングな事件のことは、
風の便りに聞いただけだったのですが。
今日お散歩していたら、お花をお供えしている人が・・
愛犬を亡くされた飼い主さんその人でした。

「ただ普通に生きていてくれることが、どんなに幸せなことか・・」
泣きはらした目で、ジルの頭をたくさん撫でてくれました。
飼い主さんの愛犬は、ジルとほぼ同じくらいの年齢の女の子。
運悪く・・噛まれた場所が悪く・・ほぼ即死だったそうです。
「四十九日までは、あの子の魂がこの場所にいる気がして・・」
ここから川を眺めるのが大好きだったという場所に、
いつもお散歩で来ていた時間にお花をお供えするのだと
話してくれました。
その飼い主さんと、言葉を交わしたのはこれが初めてだったんですが
それがこんなに辛いものになってしまうなんて。
掛ける言葉が何も見つからず、ただただお話を聞きながら、
私もポロポロ涙がこぼれてきました。

帰り道にもう一度、ジルと手を合わせました。
桜が満開になるまで、もう少しだったのに・・

この場所に来るたび、心が痛む春になりそうです。
追記)
今回の記事も、書こうか書くまいか、かなり迷いました。
でも、ワンコを飼う者として、きちんと向き合わねばならない気がしました。
ジルも、これまでいろんなハプニングがありましたが、
どちらの立場にもならずに今まで過ごしてこれたのは、
ほんの少し運が良かっただけなのかもしれません。
追記2)
他の人から伝え聞いたことなので、真相は定かではありませんが・・
これはノーリード(オフリード)同士で起きた事故だったとか。
リードは、ワンコを守る大切な命綱なのだということを
改めて切に唱えたいです。
