最期の時間
1年前の夜
ジルの全身を冷やして、とにかく冷やして・・
ようやくジルが泣き止み、眠りについてくれる
意識が無いまま、真夜中に2回目のタール状の便が出て
もう、いよいよ、その時が近いことを覚悟した
眠っているジルをそっと抱きしめて
「ジルのこと、大好きだよ
うちのコになってくれて ありがとう」
そう 何度も何度も 囁き続けた
ジルの呼吸がだんだん弱くなり
やがて止まり・・
心臓のトクトク音がゆっくりになり
その音も止まって・・
フーーーッとジルの体から何かが抜けていくのを感じ
ジルが、空っぽの入れ物になってしまったのがわかった
8月19日の早朝
4時47分
ジルは静かに
私の腕の中で逝きました



私にできる最後の仕事はジルをフワンフワンにブラッシングしてあげることでした
あれから一年が経とうとしています
明日はお仕事もお休みして
ジルの可愛い笑顔をいっぱい思い出してあげようと思います。
しんどい振り返りに長々とお付き合いくださり
ありがとうございました。
ジルの全身を冷やして、とにかく冷やして・・
ようやくジルが泣き止み、眠りについてくれる
意識が無いまま、真夜中に2回目のタール状の便が出て
もう、いよいよ、その時が近いことを覚悟した
眠っているジルをそっと抱きしめて
「ジルのこと、大好きだよ
うちのコになってくれて ありがとう」
そう 何度も何度も 囁き続けた
ジルの呼吸がだんだん弱くなり
やがて止まり・・
心臓のトクトク音がゆっくりになり
その音も止まって・・
フーーーッとジルの体から何かが抜けていくのを感じ
ジルが、空っぽの入れ物になってしまったのがわかった
8月19日の早朝
4時47分
ジルは静かに
私の腕の中で逝きました



私にできる最後の仕事はジルをフワンフワンにブラッシングしてあげることでした
あれから一年が経とうとしています
明日はお仕事もお休みして
ジルの可愛い笑顔をいっぱい思い出してあげようと思います。
しんどい振り返りに長々とお付き合いくださり
ありがとうございました。